2014年11月19日水曜日

和也の話。


かずくんは、今回、まだスタイリストではない状態で、コンテストに臨みました。

そして、賞を勝ち取りました。

2ヶ月前ぐらい?にコンテスト出場が決まり、それに向けて、準備しはじめ、自分のカリキュラムの練習と平行して、当日ギリギリまでウィッグに、モデルに向き合ってきました。

(3日前ぐらいまで、朝練はちゃんとカリキュラムの練習してました。別に、コンテストの練習してはダメって言ってないのに(笑)本人に『コンテストの練習、朝、何でしないの?』って聞いたら、『えっ?やっていいんですか?』って・・・・(苦笑)き真面目な性格なんだか・・・・??なので、ほぼ夜練のみ。)

かずくんは、このコンテストでのショートマッシュを切るって決めるまで、ショートマッシュの切り方すら知らない、切った事すら無いに等しい状態だったんですよ!!!

そんな彼が、まずは切る手順から始めて、フォルムや、量感のすき方、似合わせ、にいたるまでを、2ヶ月弱であそこまでになるなんて、びっくりだし、凄い事なんです。

カラーに関しても、思い描く色がなかなかでなくて、3・4回は路線自体変更て、また戻ってきてみたいに時間がない中で、自分のカリキュラムとコンテストのカットとカラーデザインとをやりまくりました。

和也のどんだけ努力したか?っての話もそうなんですが、

何かを生み出すときや新しい事に挑戦するのって、まずは、誰だって、やった事がないものから始まって、試行錯誤の連続や、失敗を繰り返して、ちょっとずつ改善され、最終的に新しい、良いものが生まれるんです。結果が出すとか、出さないとかの問題よりも、その試行錯誤して、いっぱい失敗する事、そして、前向きに改善していく事が凄い重要なんだって思います。確かに、美容師である以上結果にはこだわりますが、あくまで結果は結果。結果の前のプロセスなくして、いい結果なんて生まれないってことを自覚するのも重要です。


和也は、今回、当日前まで、いっぱい失敗して、本当に苦しかったと思います。でも、前日、朝10時から、夜の7時まで必死で粘って、これでもかってブリーチして、色を出して、ってすげー粘り方して臨んだからこそ、あのギャラリーの数やゲストデザイナーさんの反応だったし、カット練習用のウィッグとして用意した以前使ったウィッグ使い切って、お金無いのに新しくウィッグ買って、練習してって、そういうプロセスが全て詰まって今回の結果だったんだと思います。



それを見てきた自分は、和也のその頑張りを、褒めたたえると共に、その和也以上の、頑張りを自分も見せる事で、もっと上のステージに和也を含めた自分に関わる、関わってくれる全てのスタッフたちを引き上げられるんじゃないかと思っちゃってます。




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