2012年3月23日金曜日

懐かしき就職氷河期。

最近、僕のお客様の大学生(主に3年生)と就活の話を良くします。3年生はまさに真っ最中で大変です。世では就職氷河期なんても言われてますね?傾向的にはやっぱり銀行系(金融関係)や商社が人気。公務員を目指している子も多いです。


そんな中僕ら美容師(美容系)という仕事はある意味、特殊な仕事で、技術を提供する事はもちろん、サービス業として接客します。そしてお金を頂く仕事です。


その中でいろんな仕事をされている方がご来店いただき、いろんな話を聞く事ができます。そこには、業界裏話的なものだったり、仕事のこういう面が大変といった苦労話や、ぶっちゃけ年収話。社内恋愛話とか、やりがい、夢、熱い話から、いろいろなことを聞く事ができます。もちろん主婦の方の話。子育て、姑問題等の話もあるし、これから結婚を控えた幸せいっぱいな話とか、趣味の話、商売の話レパートリーに富んでいていろんな生の情報が得られるのです。個人的に美容師のこういうところ(楽しい話、勉強になる話をして時間を過ごし、もちろんお客様をカッコ良く、可愛くします。)は楽しくて仕方ありません。


また、嬉しい事に、僕のお客様は結構いろんな話をたくさん話してくれるので、1日中喋りっぱなしという事もザラで、1日の終盤は喉がカラカラになります。




話は戻りますが、遡る事10年ちょい前。我々の世代も俗にいう氷河期時代の世代でした。個人的にはそうなる前に学生生活をドロップアウトし、こういったサービス業に飛び込んだのですが、同級生の4大卒の子等は大変だったと聞きます。(あ、でもサービス業はもっと大変ですけど・・・。)


就職氷河期という言葉に煽られてしまいますが、大体にして、こういった言葉はバブルを経験した世代が創った造語でしかなくて、僕ら以降のロストジェネレーションにはあんまり関係ないというか、今の時代はそんなもんだろう的な風潮が多いのではないでしょうか?特に今の若者はバブルの頃日本がどんな状態だったか?事実どういう事が行われていたかなんて歴史としてしか捉えていません。(僕ら世代もあんまり記憶にないはず・・・何せ30年位前?の事ですからね。)だから、不景気と言われてる今がまぁ、普通で、基準なんです。だからこれより良くなったら景気が上がった事を感じるでしょうし、実感するんではないでしょうか?

と考えると、世代間の思考や感覚格差は思っている以上にあるのかもしれませんね〜?世のオジさんオバさんはそういう事も理解した上で若い子達と付き合わないとちょっとズレが生じるでしょうね〜。気をつけましょう〜。(自分もですけど・・・)






余談ですが、為替が今83円台です、そこで今後、日本の借金がもっとかさみ、ギリシャみたいに国債の価値が下がって国がデフォルトを起こすような事になれば、円の価値がもっと下がって100円台とか昔みたいに200円とかなっちゃった場合、当分、海外旅行とか行けなくなっちゃう(お金持ってないと。)っていう話を聞いたので大学生は暇のある学生時代に行けるだけ旅行した方が良いよ。何せ中身はどうであれ国の借金が900兆円超えてるんだからそういった事態がいつ起きても不思議ではではないかと思いますし〜。違う方も、学生時代は借金してでも海外はいった方が良いっておっしゃってましたよ。


俺も、もっと行っときゃ良かったなぁ〜