2013年9月10日火曜日

今回の撮影にあたって。



今月の末に発売されるCJ(シティー情報ふくしま)において、スラップでは広告を出すのですが、さらにヘアスタイルコンテストなるモノがあるようで、なんならみんなで出ようと言う話になりました。ですので、みんな急ピッチでモデルさんに御願いして撮影をしました。(サロンでは毎シーズン、CJのヘアサロン特集の出るタイミングより前にSDPというトレンドデザイン勉強会&発表会をしているので、そこで出たヘアやメイク、ファッション等分析のもと、スラップの押しのデザインを撮影しています

担当営業さんは、1サロン1スタイル1デザイナーじゃないんですかぁ?みたいなことをおっしゃってきたんで、『なんで??そういう決まりですか??』と答えたところ、『他のサロンさんはそうなので・・・』『オーナーさんも出られるんですか??』みたいな・・・。『うちは全員でやりますよ〜。誰かが賞とれたらラッキーじゃないですかぁ〜』って言っときました。決まりがないなら良いですよね。


撮影って、普段のサロンワークとはちょっと違う、一瞬の勝負なので、普段感じきれないところや、考えもしてない様なことに気が付いたりと、もの凄く勉強できます。ましてや、ヘアスタイル以外のそのモデルさんに似合うメイクやファッション、そして撮りたいイメージや雰囲気まで考え、素人カメラマンが必死こいて撮っていくので、普段のサロンワークにはない感じを味わえます。

最近ヘアライターさんのブログでヘアカタの写真よりファッションページのヘアの方がみんな見てて、そっちの方が可愛いっていう話が書いてありました。自分的にもそう感じてて、今回の撮影でも、ヘアカタっぽく撮った写真と、トータルの雰囲気で撮った写真があります。やっぱり雰囲気で撮った方が今っぽい。ヘアカタが悪いわけじゃないけど、単純にそれが今っぽいっていうだけだと思うんですよね〜。


撮影でヘアカタ風に撮るときは基本バストアップでいかに良い表情でヘアスタイルが可愛く撮れるかを考えていましたが、雰囲気を撮る場合、モデルさんの本来持ってる部分にファッションを合わせて、それにあったメイクやヘアを合わせる。ヘアスタイルスタートの発想じゃないんです。ファッションにメイクとヘアを合わせて、そしてそれにあった雰囲気をカメラで撮るって感じなんです。
逆を言えば、ヘアやメイクスタートだとモデルちゃんにフィットしなかったり、ファッション、洋服と合ってなかったりしちゃう。で、なんか違うなぁ〜と。


サロンワークって本当はそっち側で、お客様やお客様のファッションに合わせてヘア提案をしてるはずなんですけどね・・・・。そういう大事なことを忘れてしまう。


撮影することで、改めてそういうことを考えさせられます。なので、今回の撮影は、こういう機会だし勉強の意味で全員でしました。ただやるのではなく、コンテストって言うくらいだから第3者に見て頂き評価して頂ける絶好のチャンス。こんなチャンスは滅多にあるものではないんですし。

うちのスタイリストの何人が今回撮影に当たって、そういったいろいろな再確認や、自分の課題、反省点を見つけられたかな??そういう意識で臨んでいたかな??


明日のミーティングで反省会ですね〜(笑)